-人生設計のヒント集-
年齢別に平均給与(年収)をみると、50歳前後でピークを迎えることが分かります。
また、年齢による賃金の上がり方やピークは、業種や学歴、雇用形態によっても変わります。
一般的には、給与から社会保険料・所得税・住民税が差し引かれるので、手取り額(実際に支給される金額)は給与の約8割と考えておきましょう。
世帯の金融資産保有額を年齢階層別にみると、20歳代の単身世帯で81万円(中央値)、2人以上の世帯で235万円(中央値)となっており、年齢が上がるごとに額が増えています。一方、20歳代の単身世帯で貯蓄が全くないと答えた人の割合は、全体のおよそ43%を占めています。
中国・四国地方の単身世帯の1カ月あたりの生活費の平均は、およそ14万円となっています。
家賃や物価などは暮らす地域によって差が出やすいので、その土地の相場を把握しておくことも大切です。
就職活動には、主にスーツ代や交通費、宿泊費などがかかります。どこで就職活動をするか、移動距離や宿泊の有無などでその金額は変わります。また、希望する職種によって試験対策やスキルアップのための費用がかかる場合もあります。
出典:株式会社リクルート 就職みらい研究所「就職プロセス調査2022年卒」
結納・婚約から結婚式、新婚旅行までの平均総額は、中四国地方の場合およそ 315 万円で、自己負担額は約 111万円です。式の規模や親などからの援助によっても変わってきます。
出典:「ゼクシィ結婚トレンド調査 2021 調べ 岡山・広島・山口・ 取鳥・島根」
出産(正常分娩)にかかる平均的な費用は、全国で50万5,759円、広島県で48万6,554円となっています。出産一時金として健康保険から42万円が支給されるため、実質の負担額は出産一時金を差し引いた金額になります。また、自治体から妊婦健診費用の補助や出産祝い金が受け取れる場合があります。
出典:国民健康保険中央会「出産日用平成28年度」
住宅購入費の平均は、土地購入を含む新築の注文住宅で4,615万円(全国)、分譲マンションで4,457万円(三大都市圏)となっています。実家のリフォームなど土地の購入費を含まない場合、金額は変わってきます。住宅ローンは35年以上を選ぶ人が多く、平均は32.1年です。
出典:国土交通省「令和元年住宅市場動向調査」
新車の平均購入費用は、選ぶ車種に よって変わりますが、 100〜300 万円 です。 購入費以外に維持費として税金や保険料 、 燃料代 、 修理代
、駐車場代などがかかり、一カ月あたり約1万円かかります。
走行距離や経過年数(10 年前後を目安)によって買い替える場合もあります。
出典:日本自動車工業会「乗用車市場動向調査2019年」
留学の費用は留学先の国や目的、滞在方法によって異なりますが、例えばアメリカに1年間語学留学する場合、目安として 255 万~ 446
万円かかります(滞在費、食費を含む/2022年現在)。
その他にも、ワーキングホリデーや所属大学の交換留学制度などによって、かかる費用は異なります。
出典:留学ジャーナル
「
【保存版】語学留学に必要な費用まとめ|ビザの申請料金から留学中の費用まで」
65歳以上の夫婦のみ世帯の、ひと月あたりの消費支出は22.4万円で、実収入は25.6万円となっています(2022年現在)。主な収入源は社会保証給付ですが、給付額は年々変化しているため、老後を見据えた計画的な資産管理が大切です。
出典:総務省「家計調査年報 2020年」
緊急予備資金とは、災害や事故、病気などの“不測の事態”によって、急な出費が必用になったり、収入が減ったりしたときのために備える資金のことです。
一般的には、ひと月ぶんの生活費の6カ月~1年分の資金を持っておくと安心です。
出典:日本FP協会「くらしとお金の安心ブック」※禁無断転載
人生の転機には出費がつきもの! でも、具体的には一体いくらかかるんだろう…。
いざという時に焦らないために、あなたのライフプランにかかるお金を
「ライフデザインマップ」に描きながら、予想してみましょう。
学生支援機構の奨学金を利用している学生は2人に1人と推測されており、平均の借入総額は324.3万円です。
また月々の平均返済額は16,880円で、平均返済期間は14.7年です。奨学金は「借金」であることを忘れずに、計画的な生活設計をしていきましょう。